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名古屋市養護教諭

名古屋市養護教諭

生徒に寄り添い
役立つことができたとき、
大きなやりがいを実感

看護学科 2019年度卒

山中 桜子さん

※内容は取材時のものです

養護教諭は、生徒がケガをしたり体調を崩した際の対応が主な職務。看護学部で学び、身に付けた専門知識とスキルが大変役に立っています。また近年は、生徒のメンタルケアにおいても大きな役割を果たしています。私自身この一年間で、心理面で不調を訴える生徒にたくさん出会いました。ときには、保健室で「死にたい」と訴える子の話を聞くことも。生徒が勇気を出して声をあげてくれたときにどんな言葉で向き合えばいいのか、その心構えは大学での授業の中で学びました。大切にしているのは、生徒一人ひとりの状況とその情報を一人で抱え込まないこと。生徒の話をじっくり聞いた上でスクールカウンセラーにつなげるなど、生徒と他の先生方と一緒に悩み、考えるようにしています。
在学中、看護師か養護教諭か、どちらの資格をめざすのか本気で悩んでいたとき、ゼミの先生から「あなたならどちらも大丈夫、迷うなら両方頑張ればいい」と励ましていただきました。全力で取り組んだ採用試験対策は、同じ養護教諭をめざす仲間で一致団結。つらい勉強が楽しいと感じられる充実した日々でした。最終的に全員が夢を実現することができ、互いの健闘を称え合うことができました。椙山で培った知識やスキルはもちろん、仲間との絆や先生との思い出は、今でも大きな支えであり、私の誇りとなっています。

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